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【体験レポート】WebAR×OOH広告 実施のポイントについて

WebAR体験のスタート!
今回の記事はWebAR配信サービス「palanAR(パラナル)」を使用したWebAR広告の体験レポートです。ARという言葉もすっかり馴染み深いものになりましたが、その技術は今でも進化し精度も使いやすさも向上しています。 今回は実際に「palanAR」のWebAR広告を実施し、体験の流れや気が付いたことをまとめました。

「WebAR」の特徴と効果

AR(Augmented Reality)は「拡張現実」を意味しており、現実世界での体験にデジタルの情報を重ね合わせ、新たな価値を生み出す先端技術のひとつです。
スマホやタブレットをかざせば専用アプリ不要で手軽にARを体験できます!
OOH広告にWebARを活用した場合、以下のような効果が期待できます。
・通常のOOH広告のクリエイティブにARの表現をあわせることで、OOH広告だけでは伝えきれない情報(動画や音声)を表示することできます。
・WebAR体験をした人だけが見られるコンテンツ、という限定感が話題性を喚起する要素になります。
・アプリ不要でスマートフォンがあれば誰でも気軽に参加できスクリーンショットや撮影が容易なためSNSとも親和性が高いです。

palanAR(パラナル)の特徴

アプリ不要でブラウザ上でARを体験できるWebARのツールです。
ARとして表示させたいオブジェクトを位置、サイズ、角度を自由に調整して配置し、配置した通りのARを体験できます。さらに、WebやSNSのリンク、動画や音声の再生等の機能を追加することで、インタラクティブコンテンツを体験することができます!

「palanAR」WebAR体験の流れ

①スマートフォンのカメラでQRコードを読み込む

スマートフォンのカメラでQRコードを読み込む

②ブラウザが起動したら広告面のマーカーを読み取る

ブラウザが起動したら広告面のマーカーを読み取る

③WebAR体験のスタート!(※音声も出ます)

WebAR体験のスタート!

④ムービーが終了するとECサイトに自動で遷移

ムービーが終了するとECサイトに自動で遷移

WebAR体験を通じて気が付いたポイント

WebAR広告を実施する際、以下の点を意識すると、ARを利用したOOH広告の広告効果がさらにアップしそうです!

・WebAR広告はアプリをインストールする手間がないため、ユーザーが気軽に参加できるコンテンツを提供できます!
・限定コンテンツ等を配信して話題の喚起を狙えます。事前告知をすることでより多くのユーザーに体験を促すことできます。
・コンテンツの最後に割引クーポンを表示したり、ECサイトに遷移させることで、ユーザーに商品購入の案内をすることできます。

その他、OOH広告でスムーズなAR体験を促すため、大切なポイントをご紹介します。
・操作性や安全面の観点から、WebAR読み取りの操作する地点(=ユーザーが立ち止まる地点)がどこになるか想定しておくこと
・読み取り想定地点から読み取りが可能な大きさのQRコードにすること
・読み取り想定地点とQRコードやマーカーの間にある遮蔽物(街路樹、街路灯、のぼり、トラックなど大型車両の通行頻度)などを確認すること

WebARに向いているOOH広告は?

ARのスムーズな体験には「QRコードやAR起動用マーカーを表示し続ける」ことが重要です。そのため、基本的には看板やシート、ポスターの媒体がおすすめです。QRコードやマーカーを読み取りやすくするため、広告面がなるべく地上に近いか、広告面のサイズが大きいものが望ましいです。
デジタルサイネージを利用する場合は、長時間放映可能な買切放映ができる媒体がおすすめです。短時間で切り替わるロール放映だと、カメラの操作やAR体験に必要な時間が足りなくなる可能性があるためです。

おすすめOOH広告

参考に、「QRコード」の掲出実績がある媒体をご紹介します!
※WebARを利用したOOH広告の実施可否についてはデザイン・内容などを各媒体社に事前確認をする必要があります。

最後に

WebAR広告にご興味がありましたら、是非当社にお問い合わせください!
ARの技術面だけでなく、「ARをOOH広告で活用する際のポイント」を踏まえた施策のご提案をさせていただきます。